歯科医師に作ってもらったマウスピースを手に入れるまでを7ステップで解説!

その他
記事内に広告が含まれています。

読者のみなさんは夜寝るときイビキかいてますか?私はかつてイビキがうるさかったらしく、毎朝妻からクレームを受けて悩んでいました。市販されているイビキ対策グッズも試してみましたが、あまり効果はなく途方に暮れていたところ、ある日、今回ご紹介するマウスピースの話を聞いたのです。

 そのマウスピースとは歯科医師の先生が作るイビキ専用のマウスピースです!

この記事は、そのマウスピースを手に入れるまでの工程を7ステップに分け、それに伴う費用についてもざっくりまとめました。私のようにイビキに悩んでる方の力になれば幸いです。

  • 歯科医師に作ってもらったマウスピースを手に入れるまでの7ステップ
  • マウスピース治療にかかる費用や完成するまでにかかる時間
  • マウスピースのメリットデメリット
  1. イビキ用マウスピースとは?
  2. マウスピースを入手するまでの7ステップ
    • ステップ1 マウスピースを取り扱っている歯科クリニックを調べる
    • ステップ2 該当した歯科クリニックで受診する
    • ステップ3 内科クリニックへ行き睡眠時無呼吸症候群の検査を受ける
    • ステップ4 送られてきた検査機器で睡眠時無呼吸症候群のレベルを測定する
    • ステップ5 検査結果を聞きに行く
    • ステップ6 再び歯科クリニックへ行き歯形をとる
    • ステップ7 完成したマウスピースを受け取る
  3. マウスピースのお手入れについて
  4. マウスピース作成に伴うざっくり費用と期間
  5. マウスピースのメリットデメリット

それではいってみましょう。

1 イビキ用マウスピースとは?

(1)イビキ用マウスピースとは歯科医師が作成するマウスピースのことです。このマウスピースは、上下一体のものと分離式の2つあり、私は前者のものを作ってもらいました。

 このマウスピースをざっくりいうと顎をしゃくれさせた状態をキープさせる器具です。それにより舌の根本が下がり気道を塞ぐのを防止するのです。

 よって、慣れないうちはマウスピースが口の中にある違和感やしゃくれる口の形に違和感や朝マウスピースを外す際に痛みがあるかもしれませんが、これは時間が解決してくれるので安心してください。

   


www.kitamura-dental1983-ha-naoso-mukokyu-naoso.com
引用~キタムラ歯科~

2 マウスピースを入手するまでの7ステップ

ステップ1 取り扱いのあるクリニックを調べる。

 一番最初のステップですが当たり前のことを書きました。その理由としては、私が住んでいる地域ではイビキ対策のマウスピースを作っている歯科クリニックはあまりないことが分かったからです。

 私が今回、イビキ対策用マウスピースを作ってくれたのは、新潟市中央区鳥屋野地内にあるキタムラ歯科さんです。そこのホームページを確認したところ、私が住んでいる地域では、イビキ対策用マウスピースを取り扱っている歯科クリニックは2件しかないと書かれていました。

 確かに、私が以前に通っていた近所の歯科クリニックに確認したところ、歯ぎしり用のマウスピースは取り扱っているものの、イビキ対策用のマウスピースの取り扱いはありませんので、興味を持った方は、最初にお住いの地域でイビキ対策用マウスピースを取り扱っている歯科クリニックがあるかどうか調べてみてください。

ステップ2 該当した歯科クリニックで受診する。

 私がキタムラ歯科さんでは、最初に医師の診察を受けマウスピース治療の説明を受けます。そこでは、イビキの治療にはマウスピースによる治療とCPAPによる治療があると説明を受けました。

 イビキは睡眠時無呼吸症候群の始まりで、これは軽度~重度まであり、軽度~中度の方はマウスピース治療が可能で、重度の人はCPAPによる治療になるそうです。

 そして、私のイビキレベルをチェックする必要があるため、内科医の先生を紹介してもらい1回目の診察を終えました。紹介してくれた内科クリニックはキタムラ歯科さんの隣にある「あずみクリニックさん」です。

あずみクリニックさんは綺麗な建物で若い先生がやっているクリニックです。看護師さんも人当たりが良く患者(私)のわがままを聞いてくれて丁寧な対応をしてもらいました。

あずみクリニック(内科・消化器内科)新潟市中央区鳥屋野2丁目に開院。朝8時からの内視鏡検査で有意義な1日を。 (azumiclinic.com)

引用~あずみクリニック~

ステップ3 内科医による睡眠時無呼吸症候群の検査を受ける

 私はキタムラ歯科を終えて、その足であずみクリニックへ行きました。予約なしで入ったのですが診察してくれることになりました。あずみクリニックさんの最初の診察は、睡眠時無呼吸症候群のレベルを図る機器についての説明を受けて終わりました。

 この機器は自宅で眠っているときの睡眠時無呼吸症候群を検査する機械なのですが、診察を終えたあと、看護師さんに機械が届く日時を計算し、自宅で検査できる予定日(二日連続で測定できる日)を指定し、更に検査結果があずみクリニックへ届く予定日を計算し、次回の診察日を予約し、その日は終わりました。

ステップ4 送られてきた検査機器を使い睡眠時無呼吸症候群レベルを測定する

 この検査機器は、リストバンドのような機械を手首に装着し、鼻にチューブを入れ指先に器具を装着して測定するものでした。この状態で2日連続の睡眠時の状態を測定します。

※イメージ図

引用~携帯用睡眠時無呼吸検査装置 | 辻本内科医院|奈良県橿原市 近鉄大和八木駅前の総合内科専門医 (saiunkai.or.jp)

 

説明書が付いているので付いていますので、機械が苦手な方でも検査を行うことができます。 

 しかし、この機械を付けて寝ようとしましたが、違和感がありまくりであまりよく眠れなませんでした(けど、しっかりと測定はできていました)。

 検査を行い終えたら同封されていた返送用の伝票に必要な事項を記載し、指定された配送業者へ行き検査機器を返送して検査は終了です。

 検査結果があずみクリニックへ届くまで1週間くらいかかったと思います。

ステップ5 検査結果を聞きに内科クリニックへ行く。

  検査結果を内科クリニックで聞きます。私の睡眠時無呼吸症候群レベルは中度寄りの軽度だったのでマウスピース治療が可能になりました。イビキ対策用マウスピースができるまで残り2ステップ。

ステップ6 歯科クリニックで歯形をとる。

  キタムラ歯科さんへで歯の型を取りました。上と下の歯をそれぞれと、しゃくれた状態(上の歯の位置に下の歯に合わせるイメージ)での3回行いました。

  この型取りがなかなかしんどいです。最後の難関です。粘土のようなものを付けて一定時間放置(私の感覚だと2~3分くらい)して完成です。

  マウスピースができるまで約1週間から約10日間かかります。

ステップ7 完成したマウスピースを受け取る。

  再び歯科クリニックへ行き完成したマウスピースを試着し違和感がなければ終了です。

私がキタムラ歯科さんでは、マウスピースと一緒に収納ケースと洗浄フォームもつけてくれました。

以上がイビキ対策用マウスピースを受けるまでの7ステップでした。

3 マウスピースのお手入れについて

 マウスピースのお手入れについては簡単です。朝マウスピースを外したら洗うだけです。最初はマウスピースを受け取った際に一緒に渡した泡タイプの洗浄フォームを使っていました。

 現在は、ポリデントのように錠剤を入れた水にマウスピースを入れる方法で洗っています。

 どちらもお手軽なのでお試しください。

引用~Amazon.co.jp: by Amazon 矯正用 リテーナー マウスピース 洗浄剤 酵素入り ミントの香り 132個 (x 1) 【大容量タイプ】 : ビューティー

4 マウスピース完成にかかるざっくり費用

(1) 歯科クリニックの費用 

  1回の受診約5,000円×2回

  マウスピース代 約10,000円

  合計 20,000円

(2)内科クリニックの費用

  1回の受診料 約4,000円×2回

  合計 8,000円

総費用 28,000円

でした。

(3)マウスピース完成までにかかった時間

 最初に歯科クリニックへ行ってから約2ヵ月で完成しました。

 マウスピース作成時間は1週間から約10日ですのであまり時間はかかりませんが、歯科クリニックと内科クリニックを行き来する必要があります。

 この行き来の時間を短縮できれば比較的早く入手できると思います。

 私の場合、先ほど書いたように歯科クリニックと内科クリニックがお隣さんだったので、歯科クリニックで受診してから、その足で内科クリニックへ通うなどの時間短縮ができたのでスムーズにマウスピース作ることができました。

5 イビキ対策用マウスピースのメリット・デメリット

(1)メリット

  •  CPAPと比べて費用が安い。
  •  維持費が安くメンテナンスが楽。~私が使っている錠剤タイプのものは、1回あたり5.4円です。~
  •  持ち運びができるので旅行などに持っていける。
  •  CPAPと比べてお手軽。静か。
  •  マウスピースの形の微調整ができる。
  •  パートナーの睡眠時の負担を軽くできる。

(2)デメリット

  • 歯科クリニックと内科クリニックへ行く必要がある。
  •  睡眠時無呼吸症候群レベルを測定して寝るのがしんどい。
  •  効果があるとは限らない。
  •  マウスピースを付けて寝ることに慣れる必要がある。
  •  マウスピースを作るのにそれなりの費用と時間がかかる。

以上がイビキ用マウスピースのメリット・デメリットです。

私が個人的に一番のメリットは、やっぱり朝から妻のクレームが無くなったことです。お酒を飲みすぎてしまったときは、多少イビキをかいているようですが、それでもマウスピースを付けていなかった頃と比べたら全然違うみたいです。

キンパチ
キンパチ

我が家の夫婦円満の必須アイテムです。先生方本当にありがとうございました。

5 まとめ

  1. マウスピースを手に入れる7ステップ
    • 1-1 マウスピースを取り扱っている歯科クリニックを調べる
    • 1-2 該当した歯科クリニックで受診する
    • 1-3 内科クリニックへ行き睡眠時無呼吸症候群の検査を受ける
    • 1-4 送られてきた検査機器で睡眠時無呼吸症候群のレベルを測定する
    • 1-5 検査結果を聞きに行く
    • 1-6 再び歯科クリニックへ行き歯形をとる
    • 1-7 完成したマウスピースを受け取る

(1) 歯科クリニックの費用(2回分の受診料とマウスピース費用)

  合計 20,000円

(2)内科クリニックの費用(2回分の受診料)

  約8,000円

総費用 28,000円

でした。

 マウスピース完成までにかかった時間

 私は最初の歯科クリニックの受診から約2ヵ月で完成しました。

以上がイビキ用マウスピースを手に入れるまでの7ステップと費用と期間でした。

もしイビキで悩んでいる方がいらっしゃれば、この記事を参考にして快適な睡眠ライフを送っていただければと思います。ではまた~。

タイトルとURLをコピーしました